地主から地代の値上げを要求されている

地主と云う人たちは常に地代の値上げの機会を窺っていると思って下さい。

一般的な土地賃貸借契約書には「地代は物価の変動、公租公課の変動、近隣相場の変動によって増減額の請求ができる」と記載されています。この文言を解釈すると、借地権者の方からの値下げ要求も可能だということです。

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現在の日本経済は依然としてデフレ傾向がおさまらず、地価は下げ止まったという報道もありますが、物価上昇という現象はなく、通常は値上げの要因を見出しにくいと判断いたします。
しかし、あなたが今支払っている地代が固定資産税等の公租公課と同程度の水準であれば、相場よりもかなり低いと判断されますので、ご注意ください。

まずは自身が払われている地代が固定資産税の何倍になっているかを確認することが重要です。平成15年4月1日から、借地権者も固定資産課税台帳の記載事項を閲覧することができることになりました。また評価証明書を入手することが可能となりました。入手する場合には、権利関係を示す書面、賃貸借契約書原本や地代通帳等と本人の身分を証明できるもの(運転免許証や健康保険証、住民基本台帳カード等)を持参することが必要です。

地代が固定資産税の何倍かを把握した上で、地主と交渉をすることが肝要です。その何倍かという水準は住宅地、商業地また借地権が存在する地域によって異なります。インターネット等によって調査したり、宅建業協会の無料相談会を利用するのも一手法です。

仮に現在の地代支払いにも困窮されている場合には、地主に現状をご理解いただくのが一番と思われます。
また、借地権を地主に買い取ってもらい、その資金でマンション等に移転する、もしくは高齢者住宅に移転するなどの方法も考えられます。

まずは地主に窮状を訴え、どのような態度をとられるのかを探ってみると良いと思います。
それでも折り合いがつかない場合には、地代を供託するという手法を採らざるを得ないでしょう。

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