建物解体に付き物の地中障害物

本日は昨年末に売買契約を締結した借地権付建物の解体現場を確認して来ました。人気の住宅地となった都内K区の古家(昭和40年代前半に建築)を解体していますが、建物の基礎の下から大谷石や瓦などが発見されました。解体業者によると、下町地区は関東大震災や第二次大戦の後に、それまで建っていた家の基礎や瓦などを地中に埋めてその上に建物を建築するケースが珍しくないとのことです。
地中障害物は売主の瑕疵担保責任の範囲になりますので、除去することを余儀なくされます。解体費が当初の見積り金額よりも増額されてしまい、売主に対してとても気の毒に思いますが、次の住み手にきれいな状態でバトンタッチされるための経費と認識していただければ、ありがたいです。

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